高脂血症

一般的な高脂血症では、身体的な症状は表れる事はありませんが、角膜輪や瞼黄色腫、結節性黄色腫やアキレス腱黄色腫などが見られることがあり、TGの値が1000mgを超えると急性膵炎を起し、腹痛発作が認められることがあります。

角膜輪とは、角膜周辺部にできる白色の輪状の混濁でして、コレステロールエステルが沈着しているので、高コレステロール血症で出現します。

高齢者に多く、若年者で観察されると家族性高コレステロール血症の可能性があります。

黄色腫は、柔らかい無痛性の腫瘍となる瘤の結節性黄色腫が、顔や背部などに見られることがあり、家族性の高コレステロール血症では腱黄色腫が特徴的で、レントゲン撮影により、アキレス腱の肥厚が確認でき、瞼黄色腫も見られることもあります。

ネフローゼ症候群では、2次的にコレステロールが上昇し、薬物療法に抵抗性があるが、冠動脈疾患発病予防のために薬物医療法を行います。

また、甲状腺機能低下症では、エフローゼと同じく2次的にコレステロールが上昇し、原疾患の治療により速やかに高脂血症は改善されます。

2次的に血清脂質を引き起こし、上昇させる疾患があるため、疾患がないかを確認するのですが、2次性高脂血症の場合は、その原因となる疾患の治療を行う必要があります。